注文住宅の坪数
一戸建てのマイホームを注文住宅で建てようと考えた方は、シュミレーションで坪数と価格の関係を確認することも重要なのではないでしょうか。注文住宅を取り扱うメーカーや工務店などにもよりますが、坪数が少ないからといって必ずしも安いとは限りません。それは注文住宅はその広さよりも住宅内部にある設備機器によって、その単価が変わるといっても過言ではないからです。そもそもトイレやバスルームなどはそれほど広さがあるわけではありませんが、ウォークインクローゼットよりは一般的に水回りの住宅設備機器が備わっているので単価は高くなっています。
そのように考えながら具体的にシュミレーションおこなってみると、自分たちが用意できる資金の配分をどこに重点を置いて考えるかが自ずと分かって来るのです。注文住宅は多くの方にとって一生に一度の大きな買い物ですから、納得のいく住まいが持てるように細心の注意を払って計画を進めると良いでしょう。
注文住宅を建てる際の坪数は人数によってどう変わる？
注文住宅を建てる際に、どれぐらいの広さがあればいいのでしょうか。住んでいる地域にもよりますが、都心など地価が高いところでは狭い住宅しか建てられないことも少なくありません。そういった狭小住宅を建てる際には、狭さを感じないような工夫を凝らす必要があります。
一般的な注文住宅の広さは、35坪程度と言われています。2階建ての住宅であれば、4LDK程度の間取りになります。人数は大体家族4人暮らしを想定しています。車を利用するので駐車スペースを設けるのであれば、もう少し広さがある方が過ごしやすいでしょう。
3LDKの間取りであれば、22～30坪程度に抑えることができます。それよりも狭い土地に住宅を建築する際には、できるだけ通路を省いたり間仕切りを設けて間取りを変更できるようにするといった工夫が必要になります。吹き抜けのスペースがあると家全体が明るくなりますし、解放感も感じられます。大きな窓を設けて明るさを確保するといった対策もあります。